fc2ブログ


ネイティヴアメリカンの結婚衣装 / Museum of Native American History
ミュージックワークショップの始まった先週木曜日、同じ日の夕方、
とても近い場所でオーケストランのリハーサルも入っていました
オーケストラの仕事までの数時間、どうしましょうか?


見たい、知りたい、遊びたいの気持ちが抑えられず、そのままある場所へ


そして出かけたのがここ... 
ミュージアム オヴ ネイティヴ アメリカン ヒストリー (Museum of Native
American History)



ネイティヴアメリカンの結婚衣装 / Museum of Native American History-1, 2014-4-22






今日はこの博物館に展示してあるネイティヴアメリカンの結婚衣装を
ご覧いただきます

ネイティヴアメリカンの結婚衣装 / Museum of Native American History-2, 2014-4-22




私の住むアーカンソー北西部の近くにいたオセージ族の花嫁衣装
と言っても、入植者の影響が見られるので特別に古い物では無さそうです
( 推定1900年から1940年 )


ネイティヴアメリカンの結婚衣装 / Museum of Native American History-3, 2014-4-22




このブローチはどう見ても入植者達の影響
ネイティヴアメリカンのオリジナルものでは無さそうです 
ちなみに黒いカメオのペンダントも着けています


ネイティヴアメリカンの結婚衣装 / Museum of Native American History-4, 2014-4-22




細やかなビーズの刺繍はネイティヴアメリカンの技術

ネイティヴアメリカンの結婚衣装 / Museum of Native American History-5, 2014-4-22-





靴にも丁寧に小さなビーズで刺繍が施されています

ネイティヴアメリカンの結婚衣装 / Museum of Native American History-11, 2014-4-22






次に同じくオセージ族の花婿の衣装

ネイティヴアメリカンの結婚衣装 / Museum of Native American History-6, 2014-4-22-





ヘッドドレスが帽子になっています これも入植者からの影響でしょう
着色された羽で装飾されています

ネイティヴアメリカンの結婚衣装 / Museum of Native American History-7, 2014-4-22-





首周りはたくさんのネックレスで飾られています
男性もかなりお洒落が好きだった様子

ネイティヴアメリカンの結婚衣装 / Museum of Native American History-9, 2014-4-22




コートのデザインは、どこから見ても入植者の軍服のデザインに
影響されています

ネイティヴアメリカンの結婚衣装 / Museum of Native American History-10, 2014-4-22





結婚衣装に合わせた靴
縫い付けられたビーズ、とても小さい物です

ネイティヴアメリカンの結婚衣装 / Museum of Native American History-12, 2014-4-22




特別な儀式、ダンスに使われる男性用のブランケット

ネイティヴアメリカンの結婚衣装 / Museum of Native American History-8, 2014-4-22-





ブログを通してお知り合いになったpetitehanaさん
彼女の愛するシャイアン族の写真が同館に収められていました
シャイアン族は現在のワイオミング州に住んでいた部族 
とても華やかな装飾を身に着けたネイティヴアメリカン達でした



" Two Moons" と呼ばれたシャイアン族の酋長 1910年撮影

ネイティヴアメリカンの結婚衣装 / Museum of Native American History-13, 2014-4-22




偶然、シャイアン族の女性の服も展示されていました!
ビーズの大きな飾りが付いた服 これが普段着だったのでしょうか?
特に説明はありません

ネイティヴアメリカンの結婚衣装 / Museum of Native American History-15, 2014-4-22





この博物館はアーカンソー大学所蔵のもの、または個人のコレクターの
寄贈品が展示され、かなりグレードの高いものが無料で見学できます

シャイアン族の展示品を見ながら考えていたのですが、アーカンソーと
シャイアン族の住んでいたワイオミングはかなり離れています 
コレクターが寄贈した、と言ってしまえば説明は簡単にできますが
何か心に引っかかるものがありました

気になって調べてみたのですが、やはりシャイアン族もアーカンソーの隣州、
オクラホマ州へ強制移動をさせられた部族の1つでした オクラホマでの彼らの
生活はとても厳しく、インディアン管理局から狩猟を禁止され、また食料の
配給をごまかされ飢餓に陥ったそうです (Wikipediaより
..... 入植者達が何を考えていたのかが明白になります


どういう訳か私はネイティヴアメリカンに興味を持ち、当時に思いを馳せます
彼らの歴史を知れば知るほど、その光と陰の濃さを考えさせられます
アーカンソー北西部、ネイティヴアメリカンの歴史に近い場所 
日本ではあまり知られていない彼らについて、時々書いていきたいと
思っています


この博物館については昨年6月に書いております 
ご興味がおありでしたらお読み下さい


Museum of Native American History




今日も私のブログへご訪問くださり感謝いたします
素敵な火曜日になりますように!



Museum of Native American History
202 SW 'O' Street, Bentonville, AR 72712
phone: 479-273-2456


スポンサーサイト



テーマ:アメリカ生活 - ジャンル:海外情報

【2014/04/22 11:15】 | 街の情報 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
<<あなたは一体誰でしょう? | ホーム | 弦楽カルテット小学校訪問 / Mathias Elementary School>>
コメント
感激です!!
Miho様

先日はブログへのご訪問、暖かいコメントありがとうございました。
インディアン博物館の記事をワクワクしながら読みました。そして、 Two Moons尊重の写真が表れたときはキャー♡と叫びそうでした。その写真の後には綺麗なシャイアンの衣装。シャイアン族はとても華やかなものを身に着けていた部族です。そのシャイアン族が入植たちのひどい仕打ちに合っていたとは、Miho様がおっしゃる通り彼らの光と影の人生の濃さに考えさせられますね。花嫁衣装は遠目で見るとちょっと着物のような不思議な感じでした。花婿さんの方がきらびやかですね!インディアンは男性も装飾品を見に付けている人が多くお洒落さんだったのでしょうね(^^) 取り上げてくださって本当にありがとうございます。また楽しみにしています☆
【2014/04/25 13:22】 URL | petitehana #-[ 編集] | page top↑
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://fayar72701.blog.fc2.com/tb.php/388-dca5e19a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |